「合格発表が終わってから考えよう」では遅い。部屋探しのタイミングを間違えると、選択肢が少ない状態で妥協することになる。

特に東京の3月〜4月は年間で最も物件が動く時期で、人気エリアの条件のいい物件から順に埋まっていく。いつ何をすべきかを先に整理しておくと、焦らずに動ける。

理想のスケジュール

時期やること
11月〜12月(受験前)住みたいエリアの目星をつける。家賃の予算を親と確認する
合格発表直後(2月上旬〜)エリアを絞り込む。不動産サイトで物件を見始める
2月中旬〜下旬内見・物件の絞り込み
2月末〜3月上旬契約
3月下旬〜4月上旬引越し本番

合格発表から契約まで約1ヶ月が標準的なペース。

なぜ2月中に動く必要があるか

引越しシーズンのピークは3月末〜4月上旬だが、物件の動きはその1〜2ヶ月前から始まる。法人の転勤需要、3月卒業の退去と4月入学の入居が重なるため、2月下旬〜3月にかけて一気に在庫が減る。

3月に入ってから動き始めると、希望条件を満たす物件が少ない中で選ぶことになる。

合格発表から3月末まで約6週間しかない。内見・審査・契約・引越し準備を考えると、合格発表の翌週から動き始めるのが現実的な上限。

内見は何件すればいい?

3〜5件が目安。多すぎると比較が難しくなる。

内見前に「ここだけは譲れない条件」を2〜3点決めておく(例:「駅徒歩10分以内」「バストイレ別」「家賃6万以内」)と、判断が早くなる。

引越し業者の予約タイミング

引越し代と業者の手配は、物件契約と並行して動かす。

3月末〜4月上旬に引越す場合、業者の予約は2月中が理想。3月に入ると希望日程が埋まり始め、3月下旬は単価も上がる。

引越しをピーク期からずらせる場合(3月中旬か4月中旬以降)は、費用が下がり業者も選びやすくなる。

親と一緒に来る場合の注意

内見に親が同行するなら、親の予定も2月中に確保しておく。「週末に来てもらえる日」が取れない、という状況が判断を遅らせることがある。

親が遠方の場合は、オンライン内見(不動産会社が物件をビデオ通話で案内するサービス)を活用すると移動コストを抑えられる。

急いで動けなかった場合

3月に入ってしまった、もしくは合格が遅れて動けなかった場合でも、物件がゼロになるわけではない。

ただし「駅近・設備充実・礼金なし」が揃った物件は先に取られている可能性が高い。条件の優先順位を再確認して、何を妥協できるかを決め直してから探すと早く決まりやすい。

まとめ

部屋探しは合格発表直後から動き始めるのが理想。2月中に内見・契約まで終わらせると、物件選びの選択肢が最も広い状態で動ける。

「まだ受かってから考えよう」という気持ちはわかるが、合格後に1〜2週間で動ける準備(エリアの目星・予算感の確認)だけでも先にしておくと、スムーズに動ける。


参照元・注記

  • 引越しシーズンの動向・物件在庫の傾向: 不動産業界の一般的な繁忙期・閑散期の特性および編集部ヒアリングをもとに整理(2026年3月)
  • 引越し業者の予約状況・料金変動: 引越し一括見積もりサービスの公開料金帯(2025〜2026年)をもとに編集部が確認
  • スケジュールはあくまで目安です。大学の合格発表日程や地域によって異なります